「メルカリの手数料が高すぎる!商品が売れても、手数料で利益が減ってしまう!」
「どうしてメルカリの手数料は高いの?」
「手数料がかからない方法ってあるの?」
メルカリは無料で出品できるフリマサイト。
フリマサイト=メルカリ、といっても過言ではないほどの知名度を誇ります。
しかし商品が売れると、販売手数料として売上金の10%が引かれてしまいます。
さらにそれ以外にも、メルカリを利用するにはさまざまな部分で手数料がかかってしまうんです。
少しでも利益を得たい人にとって、この手数料の出費はなるべく抑えたいところですよね
そこでこの記事ではメルカリの手数料はなぜ高いのか、どんな種類があるのか、安くする方法はあるのかを解説します。
手数料を上手に節約して、メルカリで楽しく稼いでおこづかいを増やしちゃいましょう♪
メルカリの手数料は高すぎ?他社フリマサイトとの比較
メルカリで商品を売る際には主に「販売手数料」「振込手数料」「決済手数料」がかかります。
以下では同じ手数料を他社フリマサイト(Yahoo!オークション・楽天ラクマ・Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ))と比較してみました。
販売手数料 | 振込手数料 | 決済手数料 | |
---|---|---|---|
Yahoo!オークション | 10% | 100円(最大) | 100円 |
楽天ラクマ | 4.5〜10% | 210円(最大) | 100円 |
Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ) | 5% | 100円(最大) | 100円 |
メルカリ | 10% | 200円 | 100円 |
販売手数料においてはメルカリが一律10%なのに対して、他では4.5〜10%と幅があります。
Yahoo!オークションは一見一律10%に見えますが、Yahoo!プレミアム会員だと8.8%とややお得に。
また、楽天ラクマは楽天銀行で1万円以上の振り込みは無料、Yahoo!オークションやYahoo!フリマはPayPay銀行の振込手数料が無料となっています。
サービスの運営元が銀行も運営していると提携しやすいですよね
メルカリでは振込手数料が一律200円(お急ぎ振込なら追加で200円)なので、ここも大きく違う部分といえます。
メルカリの手数料はどうして高いの?種類と理由を解説
ひと口に手数料といっても、実はメルカリには多くの種類の手数料があります。
また、「メルカリは手数料が高い!」といわれていても、多くの人が利用するのには理由があるのです。
ここではメルカリの手数料の内容と、手数料が高くても支持される理由を説明します。
メルカリの手数料の種類は4つある!
メルカリを利用する上で、かかる手数料の種類は大きく4種類あります。
販売手数料 | 売れた金額の10% |
売上金振込手数料 | 一律200円 |
決済手数料 | 1回ごとに100円(税込) |
集荷手数料 | 取引ごとに100円(税込) |
- 販売手数料
→出品した商品が売れた際に、メルカリ側に支払う手数料。負担は出品者。 - 売上金振込手数料
→メルカリの売上金を現金化する際に発生する手数料で、振込を申請するごとにかかる。『お急ぎ振り込み』にするとさらに+200円かかる。負担は出品者。 - 決済手数料
→商品を購入し、代金を支払う際に発生する手数料。コンビニ払い・ATM・キャリア決済・FamiPayの支払い方法を選ぶと、1回ごとにかかる。負担は購入者。 - 集荷手数料
→『らくらくメルカリ便』を利用する際に、自宅まで集荷を依頼した場合に発生する手数料。送料+100円となる。負担は出品者。
商品が売れてから売上金を現金で受け取るまでには、上記の手数料がかかります。
振込手数料ひとつとっても、よく考えて振込を申請しないと手数料がどんどんかかってしまい、最終的な利益が少なくなってしまった!なんてことも考えられます。
そうならないためにも、振込申請はまとめて行う・商品を発送する際は自分で持ち込みをして集荷手数料を節約する、といった対策が有効です。
メルカリの手数料が高い理由
メルカリの手数料は高いといわれていますが、その理由は販売者のサポートに費用がかかるから、なんです。
メルカリは月間利用者数が2,200万人(2024年2月現在)を超える人気フリマアプリ。
当然運営にも力を入れていて、プラットフォームの整備と維持に多額の費用がかかっているのです。
その費用を賄うために手数料が高く設定されているんですね
その代わりサポートは手厚く、取引においてトラブルがあった際は事務局が迅速な対応をしてくれます。
発送時に商品が壊れてしまったときのために補償をしてくれるサービスもあり、万が一のときでも安心!
また、監視体制も整っていて、AIが24時間メルカリ内をパトロールしてくれています。
不正な出品や怪しいユーザーがいればすぐに警告や排除が行われるため、フリマサイトの利用が不安な人でも安心して使えます。
メルカリの手数料が高いけど、使うメリットって?
メルカリは手数料が高いにも関わらず、多くの利用者がいます。
その理由はメルカリには以下のメリットがあるからです。
- 会員数が多く、売れる確率が高い
- 梱包・発送が簡単にしやすい
- 支払い方法の選択肢が多い
順番に解説します!
会員数が多く、売れる確率が高い
どんなにいい商品でも、人に見てもらえなければ売れるチャンスは少なくなってしまいます。
先述したように、メルカリの月間利用者数は2,200万人以上。フリマサイトといえばまずメルカリ!と思いつく人も多いはずです。
これだけ多くの人が見ているということは、誰かが見て、購入してくれる可能性が高いことでもあります。
商品が早く売れるためには多くの人に見てもらう必要があり、そういった点ではメルカリは有力な手段といえます。
実際に、他のフリマサイトでは売れなかったものが、メルカリに出したら売れた!なんてこともあるようです
梱包・発送が簡単にしやすい
商品が売れたのはいいけど、梱包や発送の作業が面倒だと感じる人は少なくありません。
メルカリではそういった作業の手間を減らすために、独自のサービスを扱っています。
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便など手軽に、匿名で送れるサービスが充実していて、出品者が商品を売ることに集中しやすくなっているんです。
専用の箱は宅急便の営業所や郵便局だけでなく、コンビニなどでも買えるのでとても便利。
商品を梱包して簡単な手続きをするだけで、手軽に荷物を送ることができます。
これは他のフリマサイトにはない、メルカリならではの強みといえるでしょう。
支払い方法の選択肢が多い
メルカリでは支払い方法の選択肢が多く、これも利用者が多い理由のひとつです。
支払い方法 | |
---|---|
Yahoo!オークション | かんたん決済・PayPay・クレジットカード・コンビニ・銀行振込 |
楽天ラクマ | クレジットカード・ペイディ・コンビニ・LINE Pay・FamiPay・郵便局/銀行ATM・キャリア払い・d払い・楽天ポイント/キャッシュ・ラクマポイント・クーポン |
Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ) | PayPay・クレジットカード |
メルカリ | クレジットカード・コンビニ・FamiPay・ATM・キャリア決済・メルペイ・Apple Pay・AmazonPay・ビットコイン・メルカリポイント・メルカリクーポン |
支払い方法が選べる=自分の好きな支払い方ができる、ということで選択肢が多いほど利用者から選ばれやすくなるのは当然の結果ですね。
メルカリの手数料が高いと感じるときの解決策4つ
メルカリの手数料が高いと感じるときの解決策は4つあります。
- 還元キャンペーンを利用する
- 他社フリマサイトを利用する
- 販売価格をゾロ目にする
- 売上金で支払う
一つ一つの対策では小さな金額しか節約できませんが、複数組み合わせて長期間続けると結構な金額がお得になります。
ではそれぞれについて説明します!
1. 還元キャンペーンを利用する
メルカリでは定期的にキャンペーンを行っており、期間中に出品すれば販売手数料が還元されたり、ポイントがもらえたりします。
- 販売手数料50%還元
→メルカードを持っている人が対象。毎月1〜8日の間にキャンペーンにエントリーし、新規でメルカリに出品した商品が売れた場合に販売手数料の50%相当分(還元上限3,000ポイント)が還元される。 - 出品ハッピーサンデー
→出品期間中にエントリー・出品し、売却期間までに売れるのが条件。販売手数料の50%分のメルカリポイント(上限3,000ポイント)がもらえる。 - はじめての出品キャンペーン
→出品期間中にエントリー・出品し、売却期間までに売れるのが条件。初出品で500ポイント、2つ目以降の出品で100ポイント(合計最大1,000ポイント)がもらえる。
事前に情報をチェックしておいて、少しでも利用できそうなキャンペーンがあったら積極的に利用してみましょう!
還元に関しては現金ではなくポイントで還元されますが、メルカリを利用するなら貯めておいて損はないはずです♪
2. 他社フリマサイトを利用する
メルカリの手数料が高い!と感じるなら、手数料が安い他のフリマサイトを利用するのも手です。
販売手数料が一番安いのはYahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)で、メルカリの半分(5%)になります。
ただしメルカリほどサービスの内容が整っていなかったり、支払い方法が限定的だったりするため、その辺りのバランスを考えながら使うのがおすすめです。
複数のフリマサイトで同一商品を同時に売ることは禁止されています。別のフリマサイトに出品する際は、メルカリでの掲載を一旦取り下げましょう。
3. 販売価格をゾロ目にする
メルカリを利用していると、999円などゾロ目での価格をよく見かけませんか?
実はこのちょっとした価格設定で、少しでも安く売ることができるのです。
例①:10,000円の商品が売れたとき
→10,000円ー手数料10%(1,000円)=9,000円の売上
例②:9,999円の商品が売れたとき(1円未満切り捨て)
→9,999円ー手数料10%(999.9円)=9,000円の売上
このように10,000円で売っても、9,999円で売っても、実際の利益は変わりません。
ですが購入者としては「1円でも安く買いたい!」という心理が働くため、選んでもらいやすくなるというわけです。
この方法は手数料がお得になるわけではないですが、実際によく使われている方法なのでぜひ使ってみてくださいね。
4. 売上金で支払う
売上金を現金にしようとすると、決済手数料がかかってしまいます。
決済手数料をかけないようにするには、売上金をポイント購入、もしくはメルペイにチャージ(メルペイ残高)するといった方法があります。
ポイントはメルカリでの買い物に利用できますし、メルペイ残高なら日常の買い物でメルペイで支払うときにも使うことが可能です。
まとめ:メルカリの手数料は妥当!上手に節約して使いこなそう
今回はメルカリの手数料が高い理由や、安くする方法について解説しました。
- メルカリの手数料が高い理由
→月間利用者数が2,200万人と圧倒的に多く、プラットフォームを維持するために莫大な費用がかかるため。その代わりサービスが充実していて初心者でも使いやすい。 - メルカリの手数料の種類
→販売手数料・売上金振込手数料・決済手数料・集荷手数料の4つ - メルカリの手数料を安くする方法
→還元キャンペーンを利用する・他社フリマサイトを利用する・販売価格をゾロ目にする・売上金で支払う
メルカリの手数料は確かに高く、売上を少しでも減らしたくない人にとっては大きな痛手となります。
しかしその分トラブルに対しての対応が早い、商品の補償サービスがしっかりしている、などのバックアップが手厚くなっています。
そのため、今後もメルカリの利用者は増えていく可能性があります。
手数料の高さだけに注目するのではなく、サービスの内容や使い勝手のよさなどを考えながら利用していくのがおすすめです♪
「それでも少しでも手数料を抑えたい!」という人は上記で紹介した方法を試すと同時に、下記の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
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